占いの世界には本当に様々な占術がありますが、占術ごとにやはりルーツは異なるものです。
ここでは一般的な占術のそれぞれの特徴を紹介いたします。
霊感占い
スピリチュアル占いやチャネリングなどと呼ばれることもあります。
生年月日や方角などの統計的データを元にした占術ではなく、鑑定師の霊能力で占う方法です。
守護霊や先祖の霊に尋ねる、本人の魂や高次元の存在に聞くなど、同じ霊能力といっても得意な手法はそれぞれの占い師によって変わります。
能力の高い占い師は、タロット・占星術・四柱推命・易学などの占術と霊感を組み合わせて占っているケースも多いです。
特に恋愛占いなど個人と個人の関係や深いパーソナルな内容になるほど、統計学的な占術では的中率が下がってしまうため、霊感・霊視占いの方が当たります。
また、霊感占いでは相談者の霊波を読み取る鑑定をしますが、霊波が歪んでいるような相談者も多いです。
何をやっても上手くいかない、幸せになれないといった場合には、何らかの理由で霊波が歪んでいたり、干渉を受けている場合があります。
そういった場合には、波動修正・遠隔ヒーリングを鑑定中にしてもらうこともあるでしょう。
霊波・エネルギーの流れを正しく戻すことです。
神道を極めた霊媒師が神社で行うお祓い・祈願などもその一種です。
人生に疲れ果てていて、いま一度自分を見直したい時に適していて精神面への助けになるでしょう。
一方で、霊感占いは統計学的な占術と違って、本当に霊能力のある占い師にしか出来ない占術です。
中には霊感など無いのにスピリチュアル系の占い師として営業している人もいます。当たらない占い師を選んでしまうとほとんど的中しないこともあるので注意が必要です。
霊感能力は直感・第六感と呼ばれることも
霊感能力は、直感や第六感と呼ばれることもあり、人間の脳の仕組みに由来していると考えられています。
遠くの仲間の死を知ったり、天変地異を予兆することが出来る動物がいるように、人間の脳が感じられる世界の現象は実はごくわずかなものです。
ところが、普通の人が働かせられない脳の機能を活用させることが出来る人間も存在しています。脳に障害を持つ人がFBIやCIAの犯罪捜査で活躍していたりするのはその一例です。
そういった普通の人間が感じられないことを感じる直感・第六感を持つ人が占いの世界では、霊感能力があるという風に言われることもあります。
霊視占い
霊視とは、物理的に形の無い一般人には見えない現象を視る能力です。ベースとなる能力は霊感占いと同様で、霊能者のみが使用することのできる占術です。
相談者の霊波を通じてものを視るために距離が関係なく、相談者の悩みや探しもの、関連する人物などを映像としてみることが出来る能力となります。
また透視と違って、既に無くなっている方の霊体や過去の場面なども視ることができるのが特徴です。
波動修正
波動修正とは長年の修行を積んだ霊能者のみが行うことが出来る能力で運勢を好転させる効果があります。
電話占いでも霊感占いを得意としている鑑定歴の長い先生が行っています。
波動というのは、その人個人個人が持っている魂から発せられるエネルギーのことです。
全てのエネルギーには波長がありますが、魂のエネルギーの波長が近い相手とは心地よい人間関係を築けます。俗にいう相性が良いというのは波動の波長が似ているということです。
そして、波動とは人生において常に一定ではなく、様々な要因に影響を受けて波長が変わります。
ネガティブな気持ちを常に持っていることで魂からネガティブな波長が出たり、 普段付き合っている他人の波動の影響を受けて乱れたりもします。
波動が乱れると運勢も乱れて、不運が続いたり、何をやっても上手くいかなかったり、本来は相性が良くない仲間や恋人と引き寄せ合ってしまいます。
このように乱れた波動を、落ち着けて運勢を好転させる占術を「波動修正」といいます。
もし身の回りで良くないことが続いていたり、どうも人生が不調続きだと感じた時には波動の乱れを疑って、波動修正を検討したほうがいいかもしれません。
霊感タロット
霊感占いのところでも書きましたが、霊感能力を使いながら、他の占術と掛けあわせて占いをする先生もいます。
例えば、霊感タロットはその典型例です。
出現したカードの絵柄・方向から相談者の運勢を読み取るのがタロット占いですが、そのカード解釈に霊能力者ならではの霊波から受け取った情報を加味して的中率を上げて未来予知を行うのが霊感タロットです。
霊感タロットとタロットの比較はこちらの記事で詳しく解説しています。
西洋占星術・東洋占星術
簡単に言うと「星占い」です。統計学をベースにしている占術です。
一般的には雑誌などで「12星座占い」として紹介されたりしています。
太陽の通り道を黄道といいますが、その通り道は、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座の「12星座」で成り立っています。
太陽は1年かかってこの12星座を一巡りしますが、生まれた時に太陽がどの星座を通過していたかで「あなたは何座の人です」と判断するわけです。
さらに西洋占星術は、12星座占いから一歩踏み込んで、「太陽」だけでなく、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、その他小惑星等の天体も含めて鑑定します。
あなたの生まれた日、生まれた時間、生まれた場所で、どの方角にあったか、そして、惑星同士の角度によって、あなたの性格や運勢を占います。
四柱推命

四柱推命は中国の長い歴史に培われた運命を推し測る占いです。
「四柱」とは出生年・月・日・時間の四つを使い占うことから、東洋の占い的なものであり、その歴史は永いです。
西洋占星術同様、本人が背負った宿命をよむことができ、統計学的な解釈から未来予測を行います。
地球を含めた宇宙が五行(葵・日・土・金・水)で構成されたものとする考えから生み出された運命学といえます。
風水
風水は「風」と「水」の環境学と言われています。
風は気の流れやエネルギーの流れなど目に見えないものから、実際に体で感じる空気の流れのこと。水は空中に含まれる水分をはじめ、自然界全体の水のことを指します。
人間は自然界の中で生まれ、進化してきましたので、自然・環境を理解することは、そのまま人間の運勢を理解することにつながっていきます。
風水の発祥は古代中国の漢の時代(紀元前200年頃)にさかのぼります。当時の漢は、厳しい気候と黄河の氾濫に悩まされていて、多くの死傷者を出してきました。
こうした厳しい環境の中で、いかに住まいを快適にするか、様々な観測データを元にした家づくりのノウハウが確立してきました。こうして、長年のデータと知恵が集大成され、統計学的まとめあげたものが「風水」です。
インテリアや吉方位旅行、引っ越し先の相談、恋人との旅行などで風水占いをしてもらうと運勢が上がることが多いでしょう。
算命学・算命術
算命学は、干支暦・中国占星術・中国陰陽五行を土台とした運命学です。
中国の皇帝内のみで使用され、門外不出の秘技で、国を栄えさせるための戦略・軍略に使用されて、とても重要な役割を果たしていました。
文化大革命の時代(1966年)に日本にも開放され伝わってきました。
誕生日・自然の5つの要素[木・火・土・金・水]と、12支の時間軸・バイオリズムに呼応して発揮されるエネルギーの特徴などを取り入れながら、算命学の法則に従って分析していき、統計学的に運勢や未来を導き出します。
ダウジング
人間の中に眠る潜在意識の強力なパワーを引き出して、物事の判断を行う占術。ダウジングに用いる振り子(ペンデュラム)は、あなたの精神の最も深い部分に存在する、本来の自己とのコミュニケーションを行い、自分の内なる声を聞くための道具です。
振り子だけでなく、水晶など占い師によっては違った占い道具を使って能力を強化する場合もあります。
地下水や貴金属の鉱脈など、地表に現れていない物を探すのが一般的に知られているダウジングだが、占いの世界ではこのダウジングの技術を占術に活用して、
占者の無意識下に存在する予知能力や透視といった第六感的感性を、その道具の動き方に反映させることで占います。
決断に迷いが生まれたときの判断材料として、隠された物、未知なる物を探すまたは予測することができます。
いかがでしょうか。
他にも多くの占術が、古い時代から発達してきていますが、一般的なものをいくつか紹介いたしました。
このサイトで紹介している大手の電話占いサービスでは、多くの強い能力を持った占い師が在籍していますので、気になった占術を使う先生も沢山見つかりますので、探してみるといいでしょう。