ルーン占いは命術・卜術・相術の中の卜術にあたります。

ルーンの的中率を高めるにはいくつかのポイントがあります。

 

ルーン占いは命術と違ってすごくシンプルな占術になります。占い方は、質問を立てて、ルーンの入った袋の中から、自分がインスピレーションで感じ取ったルーンを引く方法です。

あまりにもシンプルで最初は戸惑う方も多いようです。

 

神秘学の世界では「準備ができた時に師は現れる」という言葉があります。

本人がその問題に対して切望していたとしても、機が熟していないと正しい結果は得られないのです。

そしてその問題に対して質問者がどれだけ真剣に望んでいるかも問われるのです。その人に受けるにふさわしい準備ができたなら、ルーンは正しく引かれるということになります。

実際の占いではあなたが直接引いたルーンの解説書を見ながらリーディングすることになると思いますが、解説書の言葉・キーワードから来るインスピレーションやひらめきを重視して、メッセージを受け取って下さい。

 

また占いの質問をする際にはできる限り単純で限定されたテーマに沿って占って下さい。

その質問が中途半端な試みや、いい加減な気持ちで占ったならば、ルーンは決してあなたに有益な情報を答えないでしょう。

 

また今回紹介したルーンは「エルダー・ファソルク」という全部で25文字のルーンを使用することで説明していますが、ルーン文字25文字の内、正位置・逆位置を問わない文字が9文字あり、逆位置を問う文字が16文字あります。

もしあなたがルーン占いで逆位置のルーンを引いた場合は、タロットカードの逆位置と同じように何かしらその質問した問題に対して、警告や注意点を促していると考えてみて下さい。物事の良い・悪いという側面だけではなく、その問題に何が原因となっているかを考察する必要がありますので、正位置になる為にはどうすればよいかを考察してみましょう。

 

ルーン占いは古代の北欧の神々の神秘と宇宙のエネルギーを秘めた実に神秘的でシンプルな占いです。あなたが真剣に占う程その的中率は驚く程、その人にとって有益なメッセージをルーンは伝えてくれます。

 

ルーン占いをこれから始めてみたいという方は、北欧の神話などを勉強することで、北欧の神々とその意味がルーンに密接にかかわっていることが理解できると思います。

ルーン占いは自然の精霊や、目には見えない神々の神託といったルーンの魔力を感じることのできる占いの1つと言えるのではないでしょうか。