スピリチュアル世界では、エーテルコードやサイキックコードという他人との繋がりを表す言葉があります。
本記事では、
- エーテルコードとはどんなものか
- シルバーコードとの違い
- ツインレイ関係におけるエーテルコードの存在
について解説します。
エーテルコードとは
エーテルコードはサイキックコードやエネルギーコードと呼ばれることもあります。
魂と魂を繋いでいる霊性エネルギーのことを指しますが、霊能力者からはぼんやり輝く紐のように見えることから、そのように名付けられました。
人の霊体から発せられる「想い」「思念」「意識」といったコード状のエネルギーのことです。
シルバーコードとの違い
シルバーコードは、エーテルコードとは別のもので、自分の肉体と魂を繋ぐ紐のことです。
人間は皆、肉体と魂(霊体)、その接合部分にある幽体(アストラル体)の3つから構成されています。
白い背景や黒い背景に手を開いてかざし、両目をぼんやりと開き、眉間の上に真ん中の目(サードアイ)があるようにして手を立体視することを続けると、指の先からモヤモヤした霧のようなものが見えてきます。これはあなたの幽体から発せられる幽質エネルギー(オーラとも呼ばれる)です。
※肉体からは、熱エネルギーが発せられています。
そしてシルバーコードは、あなたのアストラル体と肉体が離れないように結びつけています。
よくある幽体離脱というのは、シルバーコードを伸ばしてアストラル体が肉体から離れている状態のことを言います。
他の魂と、ハートチャクラを介してエーテルコードで繋がる
話をエーテルコードに戻しましょう。
自分へ送られてきている、他人からの様々な「想い」や「思念」といったコード状のエネルギー(エーテルコード)は、時にプラグのようにチャクラに刺さり繋がります。
多くの場合、第4チャクラであるハートチャクラと繋がります。
ハートチャクラは、胸中央に位置します。
「愛と人間関係。自分と他人への理解。無条件の愛。ワンネス」などがハートチャクラの対応領域です。
下位3つのチャクラ(生物としてより根源的なエネルギーセンター)から上位3つのチャクラ(生物を超越した精神世界のエネルギーセンター)へ昇る為の中間地点であり、ここを通ることで私たちは基本的欲求の世界から祝福の世界に入ります。
他の魂との交流によって自らの魂を熟成と昇華(アセンション)を果たのが我々の使命ですから、エーテルコードがハートチャクラに繋がるのは不思議な話ではありません。
その繋がり方は様々です。
ネガティブな意思を持った魂とエーテルコードが繋がることで、エネルギーが吸われてしまうこともあります。
特定の人物と一緒にいると妙に疲れることがあるのはその一例です。離れていてもエーテルコードで繋がり、エネルギーが吸われ続けてしまう関係もあります。
そういう場合のエーテルコードはネガティブコードと呼ばれ、サイキックヴァンパイアなどと例えられるものです。
こういった際には、霊能力者が縁切りなどで手助けをすることもあります。
心理学と量子力学から読み解くエーテルコードの存在
少し話がそれますが、心理学や宇宙エネルギーを対象領域とする量子力学の観点からも、エーテルコードを解釈することが可能です。
心理学の大家ユングは、様々な実験の結果、著書の中で「人間の意識同士は実は、集合的無意識によって、そもそも交流している」と述べています。
ウマやウサギ、アリ、魚、鳥などテレパシーのようなものでコミュニケーションをとっている動物は多くいますが、
人間も、離れた場所にいても、無意識のうちにコミュニケーションをとっているということです。
そして量子力学の世界では、米国ノエティック研究所の主任研究員であるディーン・レイディン博士のよる実験で「素粒子の運動は、観測している人間の意識・意思によって変化し、偏りを見せる」、「人の意識も、またフォトンという素粒子の一種である」という結果が出ています。
人間の視力では、人の肉体は1つの大きな質量のある塊に見えますが、実際には、ごく小さな素粒子の集合体です。つまり人の肉体も人の意識(心)も、実際は同じ素粒子なんです。
この解釈においては、ある魂から発せられた人の意識(フォトン)は、他の魂を内包する肉体(素粒子の集合体)にぶつかり、交流し影響を与えるということが言えます。
またドイツの理論生物物理学者のフリッツアルバートポップ博士は、DNA内において人の意識と同質であるフォトンを発見しており、「意識とは共時的なフォトンである。脳内だけでなく、身体のあらゆる部分(全細胞)に起こる全体現象である」と述べています。
スピリチュアルな領域で科学的に証明できないと思われてきた霊性エネルギーの世界も、心理学と量子力学によって少しずつ解明されているのです。
ツインレイとは常にエーテルコードで繋がっている
あなたの魂は、現世において様々な魂とエーテルコードで一時的に繋がり、時期が来ると繋がりが切れたりします。
それは前述の通り、ポジティブな繋がり方であったり、ネガティブな繋がり方であったりします。
ただ、ツインレイとのエーテルコードの繋がりだけは別で、そのエネルギーの繋がりは永遠です。
元々1つの魂だったツインレイが2つに分かれた時から、魂同士はエーテルコードで繋がっていて、エネルギーのやり取りを行っています。
※お互いが1つの魂で、同じ意思・同じ意識を持っていて、2つの肉体を持っている。
もしかしたら、2つの魂がエーテルコードで繋がっているというよりも、「1つの魂と2つの肉体がシルバーコードで繋がっている」と言った方がより正確かもしれません。
常に意識が繋がりあったツインレイ
エーテルコードは、人が内包する魂からの「思念」「意識」であるという話をしましたが、ツインレイとはそれが常に繋がった状態です。
ツインレイとの間にシンクロニシティ(偶然の一致)が起こりやすいのは、離れていても、無意識のうちに2人がコミュニケーションをとっているからです。
また夢によく出てくる、同じタイミングで同じことをしているなどもこのためです。
人によっては霊能力者でなくても、訓練でツインレイにテレパシーを送ることができる場合もあります。
参考:ツインレイにテレパシーでメッセージを送る、受け取る方法
エーテルコードで引き寄せ合うツインレイ
お互いに相手を認識していない無意識でもエーテルコードで繋がりあった2人は引き寄せ合う運命にあります。
ツインレイとの出会いは、非常に可能性の低い出会い方をするケースが多いようです。
たまたま仕事で同行にならなかったら知り合いにはならなかった。たまたま同じ電車に乗っていなかったら出会わなかったなどなど。
またツインレイ関係にある「ランナー&チェイサー」の段階であるサイレント期間でも、エーテルコードの力で引き寄せあったツインレイは、混雑した街なかでばったり遭遇したりと非常に可能性の低い再会が起こりうるのです。
離れ離れになって辛い気持ちがあったとしても、その意識同士は繋がって一緒にいるんです。
ツインレイ関係のエネルギー交流
陰陽でいうと、女性の魂は陰と特徴、男性の魂は陽の特徴をより強く持ちますが、ツインレイ関係においては、それがさらに色濃く反映されます。
男性側からの性(創造性)エネルギーは女性に流れ込み、女性の愛と慈しみのエネルギーがハートチャクラを通して男性に流れ込みます。
そして二人のエネルギーは循環しより強く熟成され、さらに上位のチャクラをめぐるエネルギーへと昇華されて2人で現実を創造し、周囲の現実に変化を起こしていきます。
ツインレイが出会うと、2人の周囲の色々なことが変化を始めるのはこのためです。
断ち切られることのないツインレイ同士のエーテルコード
ツインレイを結ぶエーテルコードは、他の魂のように時期が来ると繋がりが切れるということはありません。
霊能者である筆者のところにも、今までに、「ツインレイとさようならして別れたい、ツインレイを忘れたい。だから縁切りをしてほしい」という相談に来られる方がいました。
でも、ツインレイ同士の繋がりを断ち切ることは出来ないんです。
もちろん繋がりを弱めるというか、繋がりから影響を受けにくくすることも出来なくはありませんが、あくまでも対処療法のようなものです。
ツインレイ同士のエーテルコードは、お互いの死後においても魂で繋がっているため、来世においてまた出会うことになるでしょう。
でもだからこそ、2人の関係によるツインレイ魂の統合を達成することは、来世に持ち越したっていいのです。
もちろん一度出会ってしまった魂の片割れ同士は共鳴しあっていますので、完全に相手のことを忘れることは無理です。
会いたくないのに、偶然の再会をはたしてしまうこともあるでしょう。
ですが、運命の相手、幸福な恋愛関係を築くことができる魂はツインレイだけではありません。
あなたの魂と近い周波数を持ち、ロマンチックな関係が築ける魂には、12の魂(ツインソウル、ツインフレイム、ツインレイ)が存在しています。
たとえ、ツインレイ統合を来世、来来世に持ち越したとしても、現世においてあなたが幸福になれる可能性は十分存在しているということです。
下記の記事も参考にしてみてください。