スピリチュアルの世界ではワンダラー(Wanderer)という言葉があります。
直訳すると「さまよえる人・放浪者」という意味で、「地球圏外の別の宇宙から来た」魂(潜在意識)を持つ人のことです。
アメリカのスコット・マンデルカー博士という心理学者が、長年のカウンセリングやインタビュー、研究によって1995年に発表されました。
スターシード(スターピープル)、ライトワーカー、ウォークインといったよう呼ばれることもありますが、正確には違いがあります。(後述します)
近年ワンダラーの人口は急増している
近年、地球の次元上昇にともなって、人類もアセンションが進み、今まで以上に自らの魂について意識をしている人が増えました。
1970年代には6500万人程度でしたが、近年では比べ物にならないほど多くの人がワンダラーでありスターシードであると言われています。
特に有名な一人は、ハリウッドで「スター・トレック」「アイアンマン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など有名作品で特殊効果デザイナーを担当しているチャネラーとしても有名なアメリカ人ダリル・アンカでしょう。
ダリル・アンカは、コンタクトの窓を通して、バシャールという地球外生命体の意識をチャネリングで受信し、多くの地球人にそのメッセージを発信しています。
その他にも世界中の多くの能力者が、人類のアセンションに伴って、高次元の地球外意識体との繋がりが増し、実際に地球に降り立っていると言っています。
それは地球全体の社会にも大きな影響を与えているのが見て取れます。
私達が住む日本を例に見てみましょう。
昭和は、製造業が全盛の時代でした。工場を効率的に生産させ、軍隊を強化するには、すべての人が同じ、均一化されていること必要でした。そのため学校教育も全ての人を均一化させることが重視されました。社会では、型にはまらない人は見下されたり、つまはじきにされてきました。
平成は、少しずつ個人主義が進み、枠からはみ出す存在が認められ始めました。ナンバーワンではなくオンリーワン。この時期は、ちょうど地球上にスターシードが急増している時期とかぶっています。
令和は、オリジナリティがある個人であることがとても大切になってきました。その他大勢と同じであることはもはや美徳にならなくなってきています。誰にでも出来るワークはAIやロボットに取って代わられています。地球上の三次元空間を生きる魂のアセンションが進んでいることでスターシードが開花・覚醒した人たちが増えてきている時期とかぶっていますね。
肉体的なジェンダーにとらわれない風潮、ヨガや瞑想の流行、ヴィーガンを始めとする自然食の流行、ツインレイと出会う人が増えていること、物質社会としての資本主義の行き詰まりなど、3次元世界からより高次元への世界へシフトしていく流れが世界で見て取れます。
ライトワーカーとワンダラー(スターシード)の違い
先に書いたとおり、ワンダラーにはライトワーカーとスターシード(スターピープル)がいます。
それぞれの違いを見てみましょう。
ライトワーカーとは
ライトワーカーとは、アセンションの段階にある現在の地球において、他の魂達にアセンションに続く「光の導き」を示すために地球に降り立った魂達です。
2019年の現代の地球は人類のアセンションにおいて極めて重要な時期です。
その時期に、他のまだ気づきを得ていない人々にアセンションへのキッカケを与えること、無償の愛を持って人と接し、愛を広めることを使命としてもっています。
アセンションを無意識下に知覚し、自分の潜在意識に気づきを得て、精神的な成長を始めた人たちの総称とも言えます。
ワンダラー(スターシード)とは
スターシードとは、地球以外の星と結びつきの強い魂を持つ人のことでスターピープルとも言います。
地球人の潜在意識を高めてアセンションに導いたり、新しい技術を提供するために、それぞれの目的を持って地球で受肉した人々です。
魂が遠い惑星からやってきただけで、肉体はライトワーカーとも普通の人とも変わりません。
星と結びつきがあるというのは3つのパターンがあります。
- 自分の魂が生み出された星
- 自分の魂が今までに多く転生していた星
- 多次元自己が現在進行系でいる星
地球以外の遠くに離れた星と結びつきのが強いので、「ここ(地球)が自分の居場所ではない」という感覚を持ち続けています。
まとめると、下記のようになります。
- アセンションへの気づきがあり、光を導いている人 → ライトワーカー
- アセンションに気づき、地球外意識体を持っている人 →ライトワーカー&スターシード
- 地球外意識体を持っているが、アセンションにまだ気づいていない人 → スターシード
参考記事:スターシードとライトワーカーの特徴と違い
ワンダラー(スターシード)とウォークインの違い
ワンダラーとウォークインの共通点は「地球外意識体を魂として持っている」という点です。
違いは、ウォークインは生まれながらではなく、人生におけるキッカケ(多くの場合、臨死体験)によって、地球外意識体が入り込んだという点です。
当然ながらウォークインは非常にレアな存在で、ワンダラー95%とウォークイン5%くらいの割合だとスコット・マンデルカー博士は言っています。
ウォークインとは
「しばらく見ない間に別人のようになった」
「今までになかった才能が急に開花した」
「突然スピリチュアルに目覚め、能力が出た」
といったことがあった場合、そんな人の魂はウォークインかもしれません。
多くの場合、非常に生命的・精神的な危機状況において起こるとスコット博士は言います。
例えば、交通事故などで臨死状態や意識不明になった、精神的な絶望状態に陥ったなどのように、肉体・脳・エゴといった顕在意識の働きがなくなるような状況がキッカケになるようです。
霊能力者にも子供の頃にこういった経験をしている人が沢山います。
ウォークインは、魂が他の魂に乗っ取られるような怖い話ではありません。
そもそも潜在意識は4次元以上の物質ですので、時間軸を移動するパラレルの自分が無数に存在しますし、ビッグバンによって生み出された宇宙のあらゆる意識体は元々1つの小さな粒で全てが繋がっているワンネスですので、入れ替わる・上書きされるという3次元の感覚ではありません。
ウォークインで著名な人といえば、ドイツ人スピリチュアリストのエックハルト・トールがいます。2011年に、ワトキンス・レビューによる、 世界で最も精神的に影響力のある人物です。
彼は一時、うつ病にかかっていて、「自分が自分自身と一緒に暮らすことはもう出来ない」という虚無感に襲われ、虚無の中に入り込み、戻ってきた時にしばらくの記憶がなかったのですが、悟りを開いたことに気づいたそうです。
世界の全てが新しく感じられ、今までにない感覚で自分自身を観察でき、幸福感に満ちていたそうです。彼は、その後にエックハルト・トールという名前に変えました。
ウォークインが起こると、数日間の記憶がなくなるようです。それはおそらく、魂に目覚めるということは潜在意識をコントロールすることですので、脳による顕在意識の働きを弱める必要があるからだと考えられます。
ワンダラー(スターシード)で魂に目覚めていない人は大勢いますが、ウォークインの人はみんな魂に目覚めているということですね。
ウォークインについては下記の記事でも詳しく解説しています。