私は当時20代後半の会社員だったのですが、学生時代から長年付き合ってきた彼氏と結婚をした方がいいのか、それともキャリアウーマンを目指し転職や留学などを経験して、もっと自分自身のスキルアップを目指した方がいいのか、などといった将来の選択肢を決めるのが怖くて毎日が不安でたまりませんでした。
人生は一度きりなのですから、やはり自分が輝けるより良い未来へと安心して歩きたかったのです。電話占いを利用しようと思ったきっかけは、電話占いで将来の結婚を決めた幸せな友人から、「人生の選択肢で迷っているのなら、電話占いをぜひ試した方がいいよ」と勧められたのがきっかけでした。
友人が言うには、霊感の強い先生なら対面して占ってもらうよりも、声による波動の方がより集中して未来を霊視するパワーが強まるそうなのです。また、電話占いでしたらこちら側も自宅でリラックスしながら、自分の心の中の奥にある悩みや迷いをより的確に霊視する先生に伝えられると思ったからです。
悩みや不安などと言った気持ちはやはり夜中によく起こるものですから、そういった時には24時間対応してくださる占い師さんもいらっしゃるそうですので、心の平安を取り戻して、明るく健康的な日々を過ごすために、電話占いをご利用されるのは心のケアにもお勧めだと思います。
私が占っていただいた先生の占いの方法は、ちょっと珍しいのかもしれませんがハープヒーリング法というものでした。先生の霊感を通してこちらの精神不安やイライラ感を取り除いてくださったり、その人の波動を通して未来を透視するという方法でした。先生には私の声の波動によって何か感じたり先生自身に降りてくるものがあるらしく、それらをこちら側にあたたかく心地よい波動として送ってくださるのです。
占っていただく前には、「顔の見えない見ず知らずの相手に、自分の悩み事や本心を打ち明けてしまっていいのだろうか、もしかして霊感の強い人だったら何かこちらに悪いことが起こったりはしないだろうか」などといった不安や恐れに似た感情もありました。
しかしそれと同時に、どうしても自分の将来像が見てみたいという強い未来への憧れの気持ちや、何とかしてこの人生の迷いから抜け出したい、という気持ちが強く心の中にあったのです。信頼できる友人の後押しも強くあったので、私は実際に電話占いを体験することにしました。
先生とお話ししてみると、そのお声はまるで優しい天使のようで、私の心の悩みや苦しみをとろとろと溶かしてくれるようでした。付き合っていた彼氏との相性や将来に向けた結婚のことだったり、自分の留学への夢や希望だったり、お話して伝えたいことや相談をしてみたいことが山の様にありました。
ところが実際には緊張していたせいか、私は先生とお話しするとおずおずとしてしまい、なかなか上手に先生に状況がお伝えできませんでした。ところが先生は私の状況を声の波動から察してくださったようで、「あなたのことはわかりましたから大丈夫ですよ」と優しく静かにお返事をくださったのです。
先生とゆっくりとお話を続けるうちに、何だか言葉には表現することのできない、東洋の神秘的に例えるのなら、まるで人間の気のようなものが私の中に入ってくるのが感じられたのです。正直言って初めはびっくりしたのですが、今まで自分の中に常に張っていた緊張の糸が少しずつほどけて、何か暖かいものに包まれていく感覚を覚えたのです。
先生がおっしゃるには、私の未来の映像が降ってきたそうで、それによると私が外国人の方と楽しそうに腕を組んで子供たちと歩いている姿が見えたそうです。それから流暢な外国語をはなしながら、バリバリと仕事をこなしている生き生きとした生活も待っているようなお話をされていました。電話占いが終わった後、あれほど悩んでいたのがウソのようにスッキリ爽快になって、その晩は気分が良くぐっすりと眠れました。
その日を境にして、私の人生が変化していったようなのです。今まで感じられなかったものに興味が湧いたり、世の中に色が付いたように見えてきたのです。それからしばらくすると、彼氏とはむこうの転勤の都合で遠距離になってしまい、なかなか連絡が取れずにお付き合いは終わりを迎えてしまいました。
私は意を決して30歳手前に会社を辞めて、オーストラリアの秘書の専門学校に留学し、卒業後は現地の会社に採用されて向こうの会社で働いておりました。現在は日本に戻ってきて、オーストラリアで知り合った男性と結婚をして、二人の子供にも恵まれて幸せな家庭を築いております。
占いは怖いくらい本当に当たっていたようなのですが、今振り返ってみるとあの時の電話占いが無かったら、今の主人と知り合って結婚することもなかったような気がするのです。当時の不安定な私の心に光を注ぎ込んで、迷いの闇から解放してくださった先生に今でも深く感謝しております。人生の選択に迷った時には、また先生にご相談するつもりです。