魂の統合を使命として引き寄せ合うツインレイですが、その出会いから統合までにはどのようなステップがあるのか。
本記事は、ツインレイの2人が体験をする関係の7ステージと各ステージで起こりうることを解説します。
もちろん全てが計画された神の意志に変数(可能性)を与えるのが人間ですから、必ずこの通りになることはありませんが、多くのツインレイカップルが経験するパターンとして、7ステージが存在しています。
ステージ1:認識(出会い)
ツインレイとの出会いは、どこか懐かしい感じがします。
初対面だとしても魂同士の再会なので、旧知の共に再会したような感覚がします。
魂同士の意志が引き寄せあっているため、現実的には可能性の低い奇跡的な出会い方をすることも多いでしょう。
2人の霊性エネルギーの交流は、男性側からの性エネルギーを女性が取り込み、愛と慈しみを持って男性に返すことで循環が始まります。
そのため男性側が一目惚れをし、アプローチは男性からで女性は受け身であるケースも多いです。ただ美しい・外見がタイプだというよりは、その女性全体として愛らしく感じる感覚があるようです。おそらく相手の肉体だけでなく霊体エネルギーを感じているのでしょう。
また魂の周波数が同じなので、出会って気持ちが非常に癒やされることを経験する人もいます。
ステージ2:テスト
2人の魂の関係がテストされるタイミングです。
ソウルメイトやディヴァインエクスプレッションなど様々な魂との関係性の中で、自らの魂を成長させてようやく出会えたツインレイ。
その神秘的な出会いによって一度は無くなりかけていたエゴが、また顔を出し始めます。
嫉妬・執着・怒り・恐れ・不信感・見返りを求めた愛などといったエゴが、ツインレイの相手やその周囲に向けられ始めます。
ありのままの自分を表現出来ずに、相手に好かれようと行動してしまったり。
相手の気を引こうと、わざと不安にさせるような恋愛駆け引きをしてしまったり。
「近づいてはいけない、一緒にいてはいけない」といった魂の共鳴に恐れを感じて拒絶反応をしめすこともあります。
ツインレイは魂が成長してから出会えるため、ある程度の歳をとってから出会うことも多いため、相手が既婚者や恋人がいるケースも多いです。
そういった場合には、このテスト段階がかなり早く訪れることでしょう。
ステージ3:危機
一度強さを増したエゴはどんどん膨らんでしまいます。
肉体を支配するエゴは霊体に支配されることを拒否し、ネガティブな感情となって、相手の魂に向かって発せられます。
ツインレイ関係は、魂を昇華させるためにエゴを棄てて無償の愛を育めるか、もしくは相手を拒絶するかなのです。
この危機の段階は、それまでの見返りを求めたエゴによる条件付きの愛の間違いに、2人を気付かせるための宇宙が計画したプロセスとも考えられています。
相手のことを忘れられたくても頭から離れない、別れたいけど嫌いになれない、夢に頻繁に出てくる、切なくて辛いといった苦しみを味わいます。
好きとか嫌いとか、そういった言葉では説明できない状況にお互いが飲み込まれていきます。
また、この段階において、ツインレイ2人の周囲の人間関係や事柄が変化の兆候が増えてきます。
ステージ4:ランナーとチェイサー(分離)
サイレント期間とも呼ばれる、2人の心が繋がったままに離れ離れを経験するステージです。
ツインレイという概念は、リサ・J・スミスというスピリチュアリストを通して1999年にサナンダ(キリストのハイヤーセルフ)から地球に伝えられました。
サナンダはツインレイ男性をランナー、ツインレイ女性をチェイサーと呼びます。
エゴの消失の痛みから逃れパーソナルスペースを確保するように「終わりにしよう」と男性から離れていきます。これがランナーです。
そして、2人の関係を修復しようと、愛と慈しみの力をもって相手に働きかけようとします。これがチェイサーです。
お互いにエーテルコードで繋がったツインレイの2人は、この感情・意識の交流の影響をダイレクトに受けますので、感情的になり、嫉妬や怒り、罪悪感などに耐え難い苦痛を味わいます。ただの失恋レベルではない悲しみや喪失感です。
LINE既読スルー、未読スルーをされたり、電話などで連絡をとっても返事がないなど男性から拒絶されるような感じになります。
それによって女性側もエゴが暴走しはじめ、相手への不満や不信感、嫉妬、憎しみなど様々などす黒い感情が現れ始めます。
ツインレイ関係において、陽である男性はより現実面・肉体面の世界を担当し、陰である女性はより見えない領域である精神面の世界を担当します
男性側は2人の精神的世界にあまり影響を与えられず、女性側は2人の現実世界にあまり影響を与えられません。
そして精神世界(霊界)での変化は早く起きますが、物質で構成される現実世界で変化が反映されるのには時間がかかります。
だから同じタイミングで魂が共鳴して変化が始まっても、男性の方が現実世界に変化を起こすのには遅れが生じるのです。
なかなか物事が進まない、二人の関係が進展しない、そういった歯がゆい気持ちを抱くこともあるでしょう。
そこでは、女性(チェイサー)は、男性(ランナー)に精神面から働きかけることで、現実面への変化を起こし試練・課題を乗り越える手助けをする役割があります。
ステージ5:手放し(降伏・浄化)
長いサイレント期間を乗り越えて、男性は、女性から受け取る愛の力を自分のペースで力に変えて、現実世界に変化を創造していく力を蓄え始めます。
一方、女性は、1つの魂として再度、独立・自立して自分の人生を充実させることで、エゴ(相手への執着や依存)を捨て去ります。「今を生きる」ことを全力で行うことは、魂の浄化でもあります。それによって育まれた、エゴの無い無条件の愛は、エーテルコードで繋がったツインレイ男性に常に流れ込んでいます。
2人の魂がエゴを乗り越えて浄化されること、ツインレイを完全に信頼して、全てを受け入れること。それは神の意志への「降伏」とも言えます。
ステージ6:目覚め(覚醒)
2人の魂がエゴを捨て去り、霊的に目覚めたステージです。
肉体を支配していたエゴを、霊体によって支配するようになったとも言えます。
量子力学や理論生物物理学の研究では、人間の意識はフォトンという光子(素粒子の一種)で構成されているということが分かっています。
人間の肉体も、それを取り巻いている物質世界も、そして人間の意識も全て同じ素粒子から成り立っているのです。
だから、人間の意識が、その人間を取り巻いている物質世界(現実世界)にダイレクトに影響を及ぼしているのです。
エゴが無くなり霊体から直接発信されるようになったツインレイの意識(澄んだ霊性エネルギー)は、新しい創造エネルギーとなり2人を取り巻く現実世界を変え始めます。
ステージ7:調和(再会)
このステージでは、統合された2人の魂が完全に霊的に目覚め、新しい創造エネルギーは実際に現実世界に変化を起こします。
2人はばったりと再会することになり、現実世界でも一緒になることでしょう。
現世界の習慣に合わせて結婚という形式を取る場合もありますが、そうならない場合もあります。(魂にとって「結婚」という概念はありません)
物質的な現世においては、そのことによる変化はさほど感じられませんが、精神的にはその違いが明確に感じられることと思います。
二人の魂が黄金の光の中に溶けていくような感覚を感じる人もいます。
いくつもの魂が共存する多次元世界であるこの世で、ツインレイと一緒になって住む世界ワンネスを感じられることでしょう。
現世においては、残された生涯の時間を通して二人で現実を創造していきます。
死後、二人の肉体から魂が抜けた後には、輪廻転生による生のループから解脱し、すべての優しさの中で宇宙とともに育っていきます。
温かい光のなかでワンネスとして共に旅を続けることになります。