電話占いを利用しようと思ったのはとにかく「仕事に不満があって辞めるかどうか悩んでいた」からでした。電話占いをした時はOLをしていたのですが、高圧的な上司が嫌で嫌でたまらなく、ストレスでやけ食いをしていたくらいでした。

仕事先は夢があって入ったところだったので、辞めるのは嫌だったのですが、「いつまでもこの状況が続くようならば辞めたほうが良いのかも」といった気持ちは持っていました。

 

職場の同僚は信頼してなかったこともあって、職場の女性友達にも相談できず、昔の友達とも疎遠になっていたので他に相談できる人がいなかったということも電話占いを選んだ理由です。。電話占いの存在は前から知っており、こういった職場の悩みにはうってつけの選択肢に思えました。秘密は守ってくれますし、余計なことは聴かれないで済みます。何よりも自分よりも人生経験のある人に相談したかったので、その点でも電話占いは最適でした。

実際に百貨店などにある相談コーナーに行くというのは嫌でしたし、他人と顔を併せてこういった話をするのはなんだか「違う」ようにも思えたことも電話占いを選択した理由です。私が利用した電話占いはインターネットから応募するタイプのもので、その日の内に電話占いをしてもらうことができました。

もっと時間のかかるものだと思っていたのでこれは意外でした。占い師さんは30代の女性ということでプロフィールもインターネットのサイトで確認していたこともあって、電話を取った時もかなりスムーズに始めることができました。ある程度、こちらの状況を話した後に、未来予知で占ってもらいました。正直言ってそういったものは信じていなかったのですが、良いアドバイスが得られれば何でも構わない、といった心境でした。

「ちょっと待っててね」といった応答の後に、結構待たされましたが、「そういうものか」といった感じでわくわくしながら予知内容を待ちました。占い師さんの予知によると「すぐに仕事をやめた方が良い」ということで、「辞めないと心身に変調をきたす」といったかなり具体的な指摘もされて少しびっくりしました。占ってもらう前に「曖昧な占い内容でお茶を濁されるのではないか」といった不安がありましたから、こういった具体的な内容は大変好感でした。

特に「どうしてそういった予知になったか」といった予知理由の説明理由付けはされなかったのですが、なんだか変に納得した記憶があります。それだけ占い師さんの話し方が巧みだったということもあるのかもしれません。結局電話占い自体は20分程度で終わりましたが、終わってみると「実際どうしようかな」といった迷いが生じたことも確かです。

占いを聞いている最中は「占い師さんの予知にしたがって辞めてみよう」といった気持ちが出来ていたものも、いざ占いが終わってしまうと「占い師さんの余地無いように従ってよいのかな」といったなんとも言えない気持ちになったのです。しかし、占い師さんの予知内容は正に私が求めていたものでもありました。

 

実際誰かに「もうやめてもよい」といった言葉で背中を押してもらいたかった私としては、占い師さんの予知内容に従って辞めることを決心できました。

辞めるまでには2ヶ月かかりましたが、辞めた後は意外とすっきりした心境で後悔もなかったのは意外でした。辞める際に上司からガミガミ言われるのではないかと恐れましたが、すんわりと辞めることもできたのも「電話占いのおかげかな」といった気持ちがしています。

占いがあたったかどうかについては仕事を続けていたわけではないので、「仕事を続けたら体を壊す」といった占い師さんの予言があたったかどうかは未だに解りませんが、辞めて良かったというのがその当時の気持ちです。実際、ストレスで変になっていたかもしれません。それくらい当時の職場環境は嫌なものでした。

未来予知という形式は電話占いで良いものなのかは解りませんが、対面で「これから未来予知をします」と言われていたら信じなかったかもしれません。電話占いだからこそ、変な信頼が生まれるものであり、そう行った意味でその時は未来予知という方法は最適なものでした。その後、就職活動をして違う仕事先を見つけることができましたが、この仕事先は大変私にあっていて今でも続けている程です。

全体的に考えれば「電話占いをして良かった」というのが偽りのない気持ちであり、この一件があって以来電話占いは頻繁にするようになりました。確かに電話占いは当たらないこともあるのですが、決心を固めるのには良いきっかけだとも今では感じています。何よりも相談できる人がいないといった場合には最高の選択肢ではないでしょうか。

もしも困っていることがあったら電話占いに相談してみるというのも悪くないかもしれません。電話占いはコストも全然かからないですし、気軽にできるところも魅力的なところだと思います。