引き寄せの法則の方法と占いの役割

こんにちは。現役で占い師と占い師育成をしている管理人ママンです。

ここ数年、「引き寄せの法則」が非常に流行っていますね。2006年に刊行されたロンダ・バーン著のザ・シークレットという本にまとめられている願望成就のための方法です。

今回はこの「引き寄せの法則」をスピリチュアル視点から解説します。

 

引き寄せの法則が起こる理由

引き寄せの法則とは、簡単にいうと「意識したことが現実化するという絶対法則」のことです。

まあこれだけ聞くと結構嘘くさいですよね。

なぜこのような法則が存在するのか。具体的に理解するために細分化して解説していきます。

人間という存在を構成するもの

引き寄せの法則を理解するには、まず人間という存在を理解する必要があります。

スピリチュアル界では、人間は皆、肉体と魂(霊体)から構成されていると言われています。

これは「人間は五感と脳による思考(顕在意識)と潜在意識で構成されている」とほとんど同じ意味です。

私達人間の意識には顕在意識と潜在意識がありますね。

  • 顕在意識
    肉体、五感を通じて脳で生み出される思考意識です。
  • 潜在意識
    嬉しさ・不安・妬み・不満・喜びなど無意識のうちに生み出されて、顕在意識まで上がらずに脳で認識されなかった意識です。

人間の意識の97%は潜在意識で満たされていて、脳で認識している顕在意識は3%に過ぎません。

そういう意味では、私達の存在は3%の肉体・脳と97%の潜在意識で構成されているとも言えます。

 

霊体の存在は、スピリチュアル的な考え方であって、科学的に証明されてはいないのですが、近年の科学の発展により少しずつ解釈が進んでいます。

量子力学の世界では、米国のエティック研究所の実験で「人の意識はフォトンという素粒子の一種であり、他の素粒子に影響を与える」という結果が出ています。

また、ドイツの理論生物物理学者のフリッツアルバートポップ博士は、DNA内において人の意識と同質であるフォトンを発見しており、「意識とは共時的なフォトンである。脳内だけでなく、身体のあらゆる部分(全細胞)に起こる全体現象である」と述べています。

素粒子というのは、全ての物質を構成する最小単位のことで、4次元以上の宇宙から地球に飛来しているエネルギーでもあります。

素粒子ニュートリノを発見した世界最大の宇宙素粒子観測装置のスーパーカミオカンデは有名ですね。

人間の潜在意識が素粒子であるならば、人間は、3次元物質の肉体と4次元以上のフォトン(潜在意識)から構成されている存在と言えるのではないでしょうか。

スピリチュアル世界で言われてきた霊体・魂は、潜在意識のことを指していたのかもしれません。

全ての物質は素粒子で作られている

素粒子とは物質を構成する最小単位のことです。

素粒子には様々な種類がありますが大きく分けると「物質を作る素粒子」「力を伝える素粒子」「質量を与える素粒子」の三種類があります。フォトンは力を伝える素粒子です。

人間の身体や動物植物、鉱石など目に見えるものから、テレビや電話の電波、太陽光線、空気、意識、重力など3次元的には形が見えないものや質量の無いものも、実際には素粒子という小さい粒で構成されています。

素粒子は、粒子と波動の二面性をもち,また不変のものでなく相互作用により相互に転換したり生成消滅したりします。

先程例に挙げた米国のエティック研究所の実験では、人が意識をすることで、穴が2つ空いたスリットに通した光子(素粒子)が、スクリーンに投影する形が変わってしまったという結果が出ました。素粒子である人の意識が、素粒子である光子の運動に影響を与えたということですね。

近い周波数の波動はお互いに「引き寄せ」られる

素粒子は波動的な性質を持つとされていて、波動力学では「物質というものはすべて波としての性質を併せ持っている」と説明されています。

波動とは同じようなパターンが空間を伝播する現象のことで、その波の周期を周波数と呼びます。

人のDNAが作る細胞一つ一つ全てのフォトンが周波数を持ち波動エネルギーが発せられているわけです。

人からは常に素粒子による波動エネルギーが放たれていて、全ての物質の波動と影響を与えあっています。

そして物理法則から周波数の近い波動はお互いに引き寄せ合います。

さらに人間の97%を構成するのは潜在意識です。

これが「意識したことが現実化する」引き寄せの法則のメカニズムです。

ポジティブな波動はポジティブな物事を、ネガティブな波動はネガティブな物事を引き寄せます。

心理学の大家ユングが提唱したシンクロニシティが起こる理由もこれと同じです。

嫌いな人と会いたくないと意識すればするほど、なぜか街中でばったり出くわしたり。

何十万人もいる街で、二人の個人が同じタイミングで同じ場所を歩くなんて確率で計算したらありえないくらい低いのですが、そういうことがなぜか起こってしまうのがシンクロニシティです。

潜在意識下から発せられた波動エネルギーが、その相手へ届き、相手の潜在意識へ影響を与えているために起こるのだと考えられます。

注意点:欲しい気持ち、欲望に振り回されるとそれは逃げていく

引き寄せの法則で間違えやすいのが、手に入れたい気持ちが強くなって、波動の低い欲望の感情に振り回されることで結果としてネガティブな結果を引き寄せてしまう失敗です。

お金や成功、良い恋愛関係や人間関係は追うほど遠ざかっていくとよく言われますが、これも事実です。

引き寄せの法則における願望と、欲望については下記の記事を参考にしてください。

お金や成功、恋愛・結婚は追うほど遠ざかっていく。引き寄せの法則

 

引き寄せる人になるための方法

さて引き寄せの法則が起こる理由が分かれば、幸運を引き寄せる人になるためのステップも見えてきます。

人の存在の97%は潜在意識ですので、最も大切なことは「魂(潜在意識)をメインとした生き方にすること」です。

実はこれはスピリチュアルで言うアセンションと同じことです。詳しくはアセンションの記事でも解説しています。

アセンションとは。アセンションで起こる身体の症状や変化

①今、自分は何を思っているかを意識する

脳科学の研究によると人間は1日に6万回の思考をしていると言われています。

思考や感情にも波動が存在しており、自分から発せられる波動に影響を与えていますので、今、自分が何を思っているかを客観的に意識していくことが大切です。

②なるべくいつも意識をポジティブに保つ

いつもポジティブシンキングでいるべき!というありきたりの言葉になってしまいますが、

自分の波動を ポジティブに保つことは、ポジティブな結果を引き寄せるのにはやっぱり大事なこと。

もちろん人間ですから、時に嫉妬・恨みなどネガティブな感情を持つことはあるでしょう。

そんな時に、自分の感情に意識的になっていれば、「ちょっと待って。なるべくポジティブに考えよう」と自分の感情を切り替えることがしやすくなります。

③すべての物事に感謝の気持ちを抱く

意識をポジティブに保つと重複する部分もありますが、私達の感情のなかでもとても良い波動をもっているのが「感謝」です。

ノーベル平和賞のマザー・テレサの名言「この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。」

個人個人が日々の生活の上で、身の回りの小さなことにでも感謝の気持ちを持つことが、大きな力となり地球全体でポジティブな引き寄せが起こって世界平和が達成できるということでしょう。

自分自身に感謝、自分の身体に感謝、支えてくれる全ての人に感謝、この世界の平和に感謝をしていきましょう。

④生活習慣を良くする

当たり前な健康法のようなことですが、生活習慣を良くすることはとても大切です。

私達の感情や思考は、肉体から生み出されているため、肉体が健康でないとどうしても思考がネガティブに乱れます。

加工食品や防腐剤、添加物が含まれている食事を多くとることで身体に自然以外の不純物をどんどん摂り込んでいます。砂糖や精製された小麦粉、化学調味料は人間の脳に快楽物質を分泌させる麻薬のようなものだったりします。

もちろん現代社会で生きる以上、全く摂取するべきでないと言うつもりは毛頭ありませんが、気をつけて減らしていく努力をすると、肉体が落ち着き、より精神的な活動が活発になります。

加工食品はなるべく避けて自然の食材を調理して食べ、ヨガやエクササイズをして身体を整えるくらいの簡単なところでも効果大です。

⑤過去の出来事に振り回されない。未来の不安に振り回されない

肉体と脳によるエゴに支配された3次元の生き方は、過去・現在・未来が分断されたものですので、過去と未来を明確に分けて考えます。

一方で、潜在意識が存在する時間軸を含む四次元以上の高次元な世界では、過去・現在・未来の違いは「3次元で言う上下」くらいのものでしかありません。
そこでは「今ここ」しかなく、過去の自分も未来の自分も「今」であるパラレルワールドが存在しています。

ですので、過去に執着する意味もなければ、未来の不安に怯える意味もないわけですね。

過去のトラウマや失敗を引きずって、今の生き方を犠牲にしないようにしましょう。

未来への不安におびえて、今の生き方を犠牲にしないようにしましょう。

⑥瞑想の習慣をつける

肉体と脳によるエゴの支配から抜け出し、潜在意識をメインとした生き方にシフトしていく。

これは、ブッダもその瞑想法の中で同じことを説いています。

「感情というのは、心が生み出しているのではなく、外部から刺激を受けた肉体(エゴ)が呼び起こしているもの。
自らの感情と肉体の反応を極限まで観察することで、心がエゴを支配できるようになり、意識が宇宙と繋がる」

毎日30分の瞑想でより潜在意識をコントロールしやすくなるはずです。

 

引き寄せの法則で願いを叶える方法

引き寄せの法則の方法と占いの役割

エゴに振り回されず潜在意識をメインとした生き方にシフトしていく中で、引き寄せの法則で願いを叶えるためには、「自分の本当の願い」を潜在意識レベルにまで理解させることで、常にその願いを波動として発することが出来ます。

あなたの潜在意識から発せられた波動と周波数の近いもの、つまり「願い」が自分の身の回りに引き寄せられてくるのです。

以下の3つのステップで進めていきましょう。

①自分の「本当の願い」を明確にする

引き寄せとは「思考を現実化させること」ですから、思い描けないことは叶いません。

まずは自分の望みを明確にする必要があります。

また、「○○したい」ではなく「○○になっている」と既に叶っている状態にすることも大切です。

復縁や結婚などの恋愛願望や仕事、お金などが多いですね。

ちなみに、占い師が行う復縁成就のおまじないや結婚診断も、引き寄せの法則を上手く使っていることで的中率を上げています。

②願いを潜在意識にしっかり刷り込む

常に自分から願いの波動を発するために、明確にした願いを潜在意識にまで刷り込みます。

オススメな方法は、大きめの画用紙などに自分の願望を反映させます。文字だけでなく写真やイラストが合ったほうが、脳が理解しやすいです。

その紙を毎日朝晩に見て、声に出して読み上げましょう。

ちょっとバカみたいに思えるかもしれませんが、潜在意識に願いを「信じきらせる」ことは非常に大きな力を生み出します。

③願いが叶ってきている「証拠」を感知する

潜在意識レベルで願望を持っていると、少しずつ引き寄せの法則が働き始めます。

シンクロニシティのようにある出来事や人物同士の点と点が繋がるような現象や偶然の出来事や共通点などが見つかったりします。

常に願望を意識していることで、これらの些細な出来事を感知できるようになり、そこから大きく物事が動いたりするものです。

引き寄せの法則で実現しないことは願えないようになっている

引き寄せの法則で願いを実現させるには、潜在意識に願いを信じ切らせることが必要だと言いました。

それは逆に言うと、潜在意識に信じ切らせられない出来事は引き寄せられないとも言えます。

30歳を超えた筆者が今から「オリンピック選手になって金メダルを取る」と願おうとしても、具体的に想像も出来ませんし自分を信じ切ることも出来ません。

たとえ子供であっても、その子が自分自身の潜在意識を願いを信じ切らせられないならば、遊ぶことも忘れて本気でスポーツの練習をすることはないですよね。

宿命や運命で決まっている事柄など、引き寄せの法則で実現しないことは願えないようになっているわけですね。

引き寄せの法則を強力にサポートする有名占い師

引き寄せの法則の方法と占いの役割、波動修正

さて、引き寄せの法則では、自分から発せられる波動が大切で、その波動をポジティブに保って本当の自分の願望にしていくことが必要だと説明しました。

しかし、それではなぜ引き寄せの法則を利用して、幸せな願望を叶える事が出来る人が一部にとどまるのでしょうか?

願望を明確化して潜在意識から信じこむことが出来ていない場合もありますが、もう一つの大きな原因に、

「そもそもの波動が歪んで、悪い波動を抑えられなくなっている状態」ということもありえます。

「なんだか最近アンラッキーなことばかりが起きる」、「身の回りに不幸が連続している」といった経験のある方もいるのではないでしょうか。

こういう時は多くの場合、なんらかの外部的な影響によって、波動が歪んでいることが良く有ります。

この歪んだ波動を修正して、好転させることが出来るのが一部の占い師になります。

日本で古くから神社で行われるお祓いもその一種ですが、波動修正・レイキヒーリングなどの占術を使うことが出来る先生がそれで、多くの相談者が開運・願望成就を目的に利用しています。

当サイトでの体験インタビューをして当たると評判だった、波動修正・レイキヒーリングが得意な占い師は下記になります。

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⇒電話占いピュアリ 神女(カミンチュ)先生の評判・口コミ・体験

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