バシャールとは、ハリウッドで「スター・トレック」「アイアンマン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など有名作品で特殊効果デザイナーを担当しているチャネラーとしても有名なアメリカ人ダリル・アンカがチャネリングでメッセージを受信した地球外霊体のことです。
スピリチュアルの世界では非常に有名な名前なので一度は聞いたことがあるかもしれません。世界最先端の技術を使って才能を発揮しているダリル・アンカは、バシャールから受信したメッセージや能力を活用して活躍しているそうです。
さて、今回はそんなバシャールが語った「地球人のアセンションにおける2020年の重要性」をご紹介します。
バシャールとは
ダリル・アンカの著書「BASHAR」によると、バシャールはオリオン座知覚にある惑星エササニに住んでいるとされています。
宇宙人というと胡散臭く聞こえますが、正確にいうと宇宙人ではなく、実際には高次元の霊体(意識を発するフォトンエネルギー体)でしょう。
地球人のように肉体をもった三次元に縛られて生きているのではなく、より高次元の存在ですので、おそらくは特定の物質的な姿をしているのではなく霊体であり、複数の潜在意識が合わさった存在です。時間軸を移動する4次元以上の存在ですので、パラレルで同じ時間軸で複数存在し合わさっているのでしょう。(そのため、ダリル・アンカを通じてメッセージを発信するバシャールは自らのことを「私達」と呼びます)
バシャールという名前は、ダリル・アンカがアラブ系人種であったため、アラビア語の「指揮官・存在・メッセンジャー」の意味を持つ「バシャール」を、その霊体自らが名乗り始めたとされています。
バシャールからの思念を一部紹介
ダリル・アンカの著書『BASHAR 3 宇宙存在バシャールが語る新しい現実』に、ダリル・アンカがチャネリングで受け取ったメッセージをダリル・アンカの言葉に訳して紹介されていますので一部をご紹介します。
- 「excite,excitement,exciting」
楽しい、ワクワクするという気持ちや感情の波動を大切にすること - 「全ての結果は自分が引き寄せた結果」
意識(フォトン)が世界に影響を与えるのが当たり前の高次元の世界からの3次元の地球人へのメッセージでしょう。
自身に起きた良いことも悪いことも、全ては自分の意識が影響を与えて引き寄せた結果であることを理解すること - 「過去や未来は存在しない」
時間軸を当たり前のように移動をする存在からすると、地球人のように過去・未来を明確に分けることはありません。
過去も未来も含めて、「今ここ」に存在しているということです。
バシャールが語る2020年の地球
2019年9月にダリル・アンカは、新たにバシャールから受信した2020年に関するメッセージをインターネットやメディアを通じて紹介しました。
これまでバシャールは、地球人が地球をどのように運営していくかに干渉しすぎないためもあって政治的なメッセージをほとんど発しませんでした。ところが今回は比較的、具体的に政治的な内容も含めた提言をしてきたことに、ネットを始めとして非常に反応が大きくなりました。
メッセージの内容を下記にまとめます。
- 2020年に向けて地球にはある特定のエネルギーが接近してきています。
- これは緊急で重要なものですので、必ずお伝えしなければいけないことです
- これまで多くの人が見てきたように、地球では、権力の座に就いた人がその力を保持したいと願う傾向があります
- 大勢のためではなく、僅かな人々のために権力を振るっています
- 地球人は今、これを変えていく大きなチャンスを手にしています
- 今回、私たちは政治的状況についていつもより少し深くお話できます
- その理由は「コンタクトの窓(Window of Contact)」に関係しています。
※Window of extraterrestrial open contact :地球圏外との接触をするための窓 - 2020年という極めて重要なタイミングに、地球の状況がよりポジティブな方向にシフトしないなら、「コンタクトの窓」は劇的に収縮することになります。
- 2020年以降に起こること次第では、コンタクトの窓はある程度消えてしまいます
- 今まで何度も未来についてお話してきました。
例えば以前に「2016年は大きなシフトポイントである」とお伝えしました。実際に2016年には全てが変化し、ほとんどの人が実際に大きなシフトを体験したことと思います。
必ずしもすべての人にとってそれは好きな方向ではなかったかもしれませんが。 - もしあなたがまた変化を望むならば、あなたの行動が現状のエネルギーの方向を変化させることが出来ると理解するべきです。
そうしなければ、コンタクトの窓を見つけるのは非常に困難になってしまうでしょう。 - 何をどうしろと伝えることはできません。でも地球圏外の存在とのオープンコンタクトを求めるのであれば、個人個人が出来うる努力を政治的なことに使い、あなたの国家をよりポジティブな方向に導くべきだと提案をします。
- これはあなたたちの歴史において、決定的な変化の年となります。
- あなたたちの国家と地球で今のようなネガティブなエネルギーを保持していると、ダウンスパイラルに陥ることでしょう。
これは自らの惑星を滅ぼしたグレイと似たものです。 - 何かが出来るはずです。行動しなければいけません。そうしなければ、コンタクトの窓は閉じ、私達とのこのようなオープンなディスカッションも不可能となります。
- もっと具体的に言うのであれば、「既に権利を持っている人は、投票をすること」です。
- このエネルギーの方向を変化させたくない人が多いことも知っています。多くの個人や組織が変化させないように力を注いできたことも知っています。
- 特定の利益を狙った諸外国からの干渉があり、国内にもあることでしょう。そのような干渉はある程度避けられないかもしれませんが、軽減されるはずです。
- 国家の選挙における、そういった干渉を軽減し、ネガティブな影響を最小限にしようと最大限の努力をしている人たちがいることを知っています。
- ですが、あなた自身もそうする力を持っているのです。その最も大きな力の1つは「期日前投票」をすることです。
- あなたの国(ここではアメリカ)では、30日前から投票が可能になりますね。投票を早くすればするほど、そういった干渉や情報操作が少なくなるはずです。
- 言葉は力強く良いものです。意識は全て良いものですが、物質世界では言葉が行動を意味します。行動が重要です。
- あなたたちが私達とコンタクトを保持し、窓を可能な限り大きくし、より人類として進化したいのであれば、あなたの意志に従って行動してください。
行動して変化を起こしてください。
アセンションが進み、地球外の霊体とコンタクトを取り始めている人類
2012年のフォトンベルト突入をキッカケとする説が有力ですが、いずれにしても地球の次元上昇が始まっています。
伴って人類の次元上昇(アセンション)も多くの人が体験していますね。
ダリル・アンカ氏も、スターシードが開花した才能を活かしてハリウッドで活躍し、チャネラーとしてもバシャールのメッセージをこのように発信しているのでしょう。
今回は、宇宙の霊性エネルギーであるバシャールから、ほぼ初めてと言っていい政治的な意味を持つメッセージでした。
これまで物理的な肉体と脳を介した思考をしていた人間ですが、アセンションが進むことで潜在意識がより強く働き始めています。
心理学の大家ユングも「人間の意識同士は実は、集合的無意識(collective unconscious)によって、そもそも交流している」と著書で述べているように、人類の潜在意識はワンネスで繋がっているのは、意識と同質の宇宙エネルギーがビッグバン以前には1つの存在であったことから考えると理解がしやすいでしょう。
そういった意味で、個人個人の意志や意識を、物理的な世界である地球上で1つに集合させていくことは「投票」という1つの方法を取るべきだというのも合点がいく話です。
個人の意識の集合としてしっかりと国を運営していくこと、これがアセンションを迎えた地球人としての姿勢なのだと筆者は考えます。
アセンションでは「2020年に次元上昇の扉が閉まる」という言い方がされていますね。バシャールは、2020年にある特定の宇宙エネルギーのアプローチにより、このまま地球人がネガティブエネルギーを生み出し続けていると「コンタクトの窓が閉まる」という言い方していて、おそらく同じ意味合いを持っていると思います。
閉じてしまうのかどうかは人類全体の変化次第ですが、一人一人が肉体と脳によるエゴに支配された存在から、霊体と肉体のバランスを保ったより次元の高い存在へとシフトするために、スピリチュアル性を高め、しっかり行動していくことが求められています。