ツインレイ関係においては、いわゆる恋愛テクニックは通用しないとよく言われますよね。
これは確かにそうで、魂と魂の高次元の関係を上手く進めるためには、一般的に紹介されているような駆け引きやテクニックは逆に邪魔になってしまうものです。
でも、ツインレイと良い関係を築き、試練を乗り越えるための、持つべき心構えはちゃんとあります。
本記事ではそのあたりを解説します。
ツインレイとの恋愛の目的
そもそもツインレイとの恋愛とは、何を意味するものなのか、少しおさらいをしておきます。
ツインレイと出会う目的は、元々1つであった魂パートナーと再統合を果たすことで、宇宙原理であるワンネスに気づき、3次元空間である物質世界の地球から卒業するためです。
元々肉体を持たず物質世界に生きていなかった1つの魂が、陰陽である女性・男性に分かれて地球に生を受けました。
陰陽に分かれ「自分以外の他の存在」を認識したことの副産物として、人間は自我(エゴ)を持つようになりました。
エゴという言葉を聞くと悪い印象がある人もいるかと思いますが、エゴ全てが悪いわけではありません。
自我があるからこそ、自分の選択を自分で決めるという自由も手に入れました。自分と他者は違う。自分を分かってもらいたい。自分を受け入れてもらいたい。こういった気持ちが、他社への理解と共感や人類の創造性を育んできたという側面もあります。
そしてこのエゴをしっかりと飼いならすことが、魂が再び1つに統合するために必要なプロセスなんです。
ツインレイとの関係ではカルマの浄化が必要といわれることもありますが、「カルマの浄化」と「エゴを超越して、無償の愛を育むこと」は本質的に同じことを意味しています。
(詳細は、ツインレイとカルマの法則、カルマの浄化についてで書いてます。)
ツインレイと良い関係を築くための心構え
では、魂の統合によるアセンションを果たすための心構えを紹介します。
高次元の関係と三次元の関係をいったりきたりします
一般的な恋愛と異なり、ツインレイ関係は、魂と魂の共鳴によって精神世界の関係が非常に色濃く出ます。
人の感情や意識はフォトン(素粒子の一種)で構成されていることが量子力学の実験結果として出ていますが、宇宙から降り注ぐエネルギーもフォトンで構成されています。
つまり精神世界の関係というのは、フォトンによる交流であり4次元以上の関係性です。
そのためツインレイ関係にあるカップルは、高次元の関係と、地球上の3次元の関係を同時に築かなければいけないということです。
心では繋がっていて深い交流をしているのに、現実には2人の温度差や感情(肉体を支配するエゴを起点とする喜怒哀楽は3次元です)のギャップを感じたり。
強烈に惹きつけあっているのに、現実の生活は離れ離れだったり。
ツインレイ関係の辛いところでもありますが、誰もが通る道でもあります。
3次元の関係や出来事をおろそかにしてはいけない
ツインレイ関係を持っていると、魂同士の高次元の交流を感じられることが多いでしょう。
ただ、だからといって3次元の関係や出来事を見下して、おろそかにするのは間違いです。
そもそも魂達は、なぜ男女の区別の無いワンネスの世界から、わざわざと3次元に降りてきたのか。
それは苦難の多い3次元において自我を持ちながら、他の魂達と交流することで成長し、より高次元の存在へとアセンションしようとしている宇宙の意思なのかもしれません。
現に、女性と男性として生をうけて、愛する相手の肉体・エネルギー体に直接触れられる嬉しさを、魂は感じているのではないでしょうか。その感覚は、誰にでも経験があるのではないでしょうか。
例えば、スピリチュアルな関係を重視するあまり、3次元の女性としての役割やあろうとする努力を放棄してしまっている女性もちょくちょく見かけます。
喜怒哀楽の感情に蓋をしてしまい、日々の生活も荒れて、スピリチュアルの世界に閉じこもってしまったり。
でも、現世において3次元にいる意味、自我を飼いならすためには、オシャレや身だしなみを整えて清潔にし、身の回りの人たちを慈しみ、大いに女性として人生を楽しむ姿勢が大切です。
精神世界と物質世界を分けて考えること
言うまでもなく私達人間は三次元の物質世界に生きています。
そして人間はどうしても自分が見えないものを認識出来ない傾向にあるので、自分の精神世界をしっかりと認識することは難しいです。
ツインレイ関係では、様々な感情が溢れ出ることと思います。
- 会いたい、会いたくない
- 忘れたい、忘れなくない
- 別れたい、別れたくない
- 嫌い、嫌いになれない
- なんで返事がない
- なんで理解してくれない
- 愛
- 憎しみ
- 嫉妬
- プライド
- 無気力
こういった感情が肉体に現れて、動悸・耳鳴り・めまい・頭痛・しびれ・生理不順などの体調不良を起こすこともあります。
そこで必要なのは、その感情から逃げずに、しっかりと観察し認識することです。
この感情はどこからくるのか。なぜこういう気持ちでいるのか。自分はどうしたいのか。
相手を責めるのではなく、感情を冷静に振り返る癖をつけましょう。
じつはこれ、悟りを開き、カルマの浄化を果たして宇宙意志を理解したブッダも、その悟りを開くためのヴィパッサナー瞑想法について同様のことを説いています。
「感情というのは、心が生み出しているのではなく、外部から刺激を受けた肉体(エゴ)が呼び起こしているもの。
自らの感情と肉体の反応を極限まで観察することで、心がエゴを支配できるようになってくる。」
ということです。
キレイなオーラをまとうことを心がける
オーラというのは、現代では様々な言い方で表されています。
パーソナルスペース・エネルギーフィールド・幽体(アストラル体)などなど。
言い方は違えど、本質は同じ。肉体に溶け込むように同化している、あなたの魂のエネルギー体です。
量子力学の観点から言えば、宇宙エネルギーや意識を構成するフォトンと同質のものです。
このオーラには、あなたの感情・思考・健康状態・潜在意識などが含まれています。
そしてツインレイとはお互いのオーラが、エーテルコードで繋がっており、それぞれのエネルギーが流れ込み循環しています。ツインレイとテレパシーで交流ができる人がいたり、シンクロニシティが起こるのはこのためです。
(詳しくは、ツインレイ2つの魂を繋ぐエーテルコード。シルバーコードとの違いで書いています。)
あなたがキレイなオーラをまとうことは、相手にキレイなエネルギーが流れ込むことを意味していますので、オーラの浄化をしてキレイなオーラを発することを心がけましょう。
オーラの浄化方法
オーラを浄化するためには、プロのスピリチュアリストなどにレイキヒーリングや波動修正をしてもらうのが効果が高いですが、自分でも簡単にできる方法を紹介しておきます。
- 日々、笑顔で過ごすことを心がける
- 毎日水を多めに飲む(1日1リットル以上)
- お風呂の湯船に塩を少量含ませる
- 太陽をしっかり浴びる
- 瞑想をする
- パワーストーンで身体をなでたり、仰向けでハートチャクラ(胸)の上に置く
- 太極拳をする
相手をコントロールしようとしない
ツインレイ関係においては、相手をコントロールしないように気をつけましょう。
例えば、他の異性の存在をちらつかせたり、わざとLINEの返信を遅くしたり、返信が来やすいLINEの送り方をしてみたり。
よくある恋愛テクニックは、こういった相手をコントロールしようとするものが多いですが、ツインレイ関係では良くありません。
相手をコントロールしたい、相手の気を引きたい、私のことを見てほしい、というのはいずれもエゴを起点にしているためです。
ありのままの気持ちを、ありのままに伝える、自然体のあなたで接することが大切です。
相手に依存しない
エゴの克服のためには、精神的な自立が大切です。
現代社会においては、それは経済的な自立も意味するでしょう。(相手がいないと生活できなくなるような状況では、精神的な自立は不可能です)
相手がいなくても自分は自分でしっかりと生きていけるという気持ちや態度を持っていることが大切で、それはすぐに相手に伝わることです。