ツインレイとは、宇宙意志によって出会うことが計画されていた魂の片割れ、俗な言い方をすれば運命の人です。

それは中国における「陰(女性)と陽(男性)」、神秘思想カバラにおける「六芒星」、キリスト教における「受胎告知」など世界各地で古代から受け継がれてきた概念です。

ツインレイとは、輪廻転生の現世において、人間という肉体を苗床にして2つの魂を成熟させ統合を果たし、より高次元へ昇華(アセンション)することを目的に出会います。

ツインレイ関係の7ステージ

ツインレイとの関係は、出会いから統合に向けて7段階があります。

  1. 認識(出会い)
  2. テスト
  3. 危機
  4. 分離(ランナーとチェイサー)
  5. 手放し(浄化)
  6. 覚醒(目覚め)
  7. 調和(再会)

誤解を恐れずに簡単にいうと、「出会って、お互いを理解し関係を築き、関係に危機が訪れて、男性が離れていき、女性の執着と葛藤を経験し、過去を手放し、エゴを棄てて相手を慈しみ、再び惹かれ合い調和を果たす」ということですね。

ツインレイ同士、お互いの魂がエゴを超越して、無償の愛を育むことで統合とアセンションを達成する事ができるのですが、そのために二人の間には試練が課せられます。

特に分離と手放しの段階(サイレント期間)においては、精神世界を主に担当するチェイサー(女性)は、非常に辛い思いをする事が多いです。

参考:ツインレイのサイレント期間を乗り越える9個の心構え

ツインレイ関係の結末

ニュートン以来の古典物理学においては「最初の条件さえ決まれば、以後の物質の状態や運動はすべて確定される」と考えます。一般相対性理論を発見したアインシュタインは同様に「神はサイコロを振らない」と言いました。

一方で、宇宙エネルギー(霊性エネルギーを含む)などを扱う量子力学の世界では「不確定性原理(結果が観測されるまで複数の可能性が同時に存在する)」という考えがベースにあります。

話が大きく脱線するので詳細は語りませんが、いずれにしても、

「宇宙意志によって出会うことが確定されていたツインレイ同士が、どのような結末を迎えるかは、魂が人間という殻に収まったことで不確定なものとなった」

と私は考えています。

 

ツインレイ関係の結末は、二人の魂の成熟度によって様々な形をとります。

  • お互いツインレイであることを認識出来ずに、関係を持たない
  • サイレント期間を乗り越えず、ツインレイを諦めて別々の道を歩む
  • 恋愛関係は持たずに、プラトニックな友人関係として繋がる
  • 結婚して生涯を共に過ごす
  • 結婚はせずに、でもお互いに繋がったまま現世を過ごす

などなど。

現時点での地球上の慣習によって影響を受けることもありますが、魂にとってどれが良い、どれが悪いというわけではありません。

ただいずれの関係においても、「お互いにエゴから解脱して、見返りを求めない無償の愛を育む」ことで魂の成熟することが大切です。

そして、二人の魂が成長した先にはツインレイ最終段階として「魂の統合」がまっています。

魂の統合とはなにか

魂というのは4つの力から構成されています。

  • 陽の力(能動、膨張、光・明・剛・火・夏・昼・動物・男)
  • 陰の力(受動、収縮、闇・暗・柔・水・冬・夜・植物・女)
  • 喜びの力
  • 愛する力

陰(女性)と陽(男性)と言われますが、女性の魂が陽の力を持っていない、男性の魂が陰の力を持っていないというわけではありません。

全ての魂はこの4つの力を持って生まれてきますが、成長して自分の中に意識(エゴ)を持つにしたがって、女性が陰の力を強く持ち、男性が陽の力を強く持つようになります。

そして陽の力を喪失した女性は男性によって、陰の力を喪失した男性は女性によって、失われた力を取り戻し魂が再統合されるのを求めます。

それは現世に肉体を持つ以前に1つの魂だったツインレイ関係にもそのまま当てはまります。

 

ツインレイの魂の統合は、肉体レベル統合→精神レベル統合→魂レベル統合という段階で行われます。

肉体レベル統合

肉体を通しての、魂の交わりと統合のレベルがまず最初にあります。

ベースチャクラ(肛門・股間周辺などの身体の末端部分)とセカンドチャクラ(下腹)が主な統合部分になります。

セックスというのはスピリチュアルの意味合いで言うと、オーラ・霊体の交換、交流を意味するものです。

オーラ・霊性エネルギーといった氣の流れは、人体の末端部分である口・手・股間など身体の末端から発せられています。

「キス・手をつなぐ・股間を合わせる」これらを好きな相手を心地いいのは、発せられたオーラがお互いの身体を通して交流しているためなんです。

男性は失った陰の力を取り戻し、女性は失った陽の力を取り戻す試みであるとも言えます。

ツインレイは、元は1つの同じ魂であったため、霊性エネルギーの周波数があなたと全く同じですので、非常に心地よくエネルギーが交流します。

プラトニックな関係を選択したツインレイであっても、手を繋ぐ、身体を寄せ合うといったことで肉体レベルの統合を行います。

精神レベル統合

エゴを超越して、見返りを求めない無償の愛を相手に注ぐ、奉仕の心でツインレイと交流するのが心のレベルでの統合です。

この段階では、物質的な肉体による能動的な男性の力よりも、精神的な心による優しい力、つまり女性の力が大切になります。

ギブアンドテイクといった、見返りを期待して愛を発信するのではありません。

ツインレイの相手に自分の魂を溶け込ませて一緒になりたいという気持ちが元になる、そんな無償の愛(アガペー)が必要になります。

そこにはエゴが無く、自分自身を深く愛することのように相手を深く愛しています。

魂レベル統合

最終的にツインレイ統合は、クラウンチャクラが司る魂レベルの統合になります。

陰の力、陽の力、喜びの力、愛の力はツインレイとの1つの魂の中に溶けていきます。

ツインレイ統合の後には

ツインレイとの魂レベル統合を達成した後には、

物質的な現世においては、そのことによる変化はさほど感じられませんが、精神的にはその違いが明確に感じられることと思います。

二人の魂が黄金の光の中に溶けていくような感覚を感じる人もいます。

いくつもの魂が共存する多次元世界であるこの世で、ツインレイと一緒になって住む世界ワンネスを感じられることでしょう。

現世においては、残された生涯の時間を通して二人で現実を創造していきます。

死後、二人の肉体から魂が抜けた後には、輪廻転生による生のループから解脱し、すべての優しさの中で宇宙とともに育っていきます。

温かい光のなかでワンネスとして共に旅を続けることになります。